本日はチーズの“カビ”についてです。


よく「このチーズのカビって食べて大丈夫なの?」って質問されます。


ここで詳しくお話ししましょうね(^_^)


まず、チーズの原料となる乳が無殺菌乳か殺菌乳かがポイントになります。


殺菌乳で造られたナチュラルチーズはそのチーズに必要な菌のみ存在するので見た目綺麗で食べやすいチーズに仕上がります。


ですから殺菌乳でカビが出ていたらそれは悪い菌の確率が高いですので取り除いてください。


さて、無殺菌乳で造られたナチュラルチーズですが、その産地の土壌や空気中に浮遊している菌が乳に影響しながら熟成していきます。


そのため、どんなカビが出てもおかしくないのです。


それぞれのタイプのチーズを仕上げる時に生産者がそのチーズに相応しくない菌を取り除いて出荷されます。


それでも完全に滅菌はされないので菌は生きてます。


黒色の斑点や湿った茶褐色のカビは味に影響するので取り除いてください。


それ以外のカビの多くは美味しく導く正常な菌なのでそのまま食べても大丈夫ですが、嫌なら取り除きましょうね~


菌のお陰で賞味期限が過ぎても美味しく召し上がれます。


このようなことを知っていればやたらとカビを嫌うことなくチーズと付き合えますね(^_^)

image

image

image